スレート屋根、塗装工事
- 工事内容
スレート屋根
塗装工事
- 住所
東京都八王子市長房町
M様邸
- 施工期間
5日間
塗装工事前のスレート屋根の状況写真です。
所々に、塗膜の剥離や藻の発生が確認出来ます。
棟板金とケラバ包みの塗膜も剥離が進行しておりました。
棟板金の一部が台風の影響によって剥がされておりました。
幸い室内への漏水被害は見受けられなかった様ですが、
ルーフィングシート(黒色のシート)が朽ちてしまいますと当然、漏水被害に直結致しますので、
早期に修復を行う必要が御座います。
スレート屋根を高圧洗浄した際の状況写真です。
高圧洗浄を実施する事で、塗装後の早期剥離に対する抑制につながりますので重要な作業です。
次工程の「下塗り塗装」の効果を最大限に発揮させる上でも、入念に苔や滞積した汚れを除去する必要が
あります。
スレート屋根は長期間、雨風や紫外線に晒されることにより、徐々に肉痩せや塗膜の剥離が生じます。 この様に表面の隙間や凹凸を滑らかにする為、「フィラー」と呼ばれる塗料を施します。 劣化が進んだスレート屋根に対しまして、密着性を向上させる上で必要な工程となります。
メーカー:スズカファイン株式会社
塗料成分:カチオン系合成樹脂エマルション下地調整塗材
塗料名称:カチオン系シーラーレスフィラー ベスコロフィラーHG
希釈率:水道水 0~10%
屋根の材質を問わず、屋根材は冬場の積雪や夏場の紫外線により、常に厳しい環境に晒されております。
その関係上、屋根塗装工事につきましては当然の事ながら極力、耐候性が高く信頼性が有る塗料を使用することが望ましいと言えます。
メーカー:日本ペイント株式会社
塗料成分:ターペン可溶2液形スレート屋根用塗料
塗料名称:ファインUVベスト
希釈率:塗料用シンナーA 0~10%
工事番号:No,20190112
台風によって剥がされた棟板金を現場合わせで加工致しました。
当然、経年劣化により腐食が進行していた貫板も新規に交換済みです。
台風の影響により剥がされた棟板金(一部分)だけではなく、屋根全ての板金箇所を交換致しました。
他の板金部分(ケラバ包み等)も同様に、著しく老朽化が進行しておりましたので当社では、
このタイミングでの交換工事がベストだと判断致しました。
「スレート屋根、塗装工事」の完了写真を掲載致しました。
屋根材の塗装工事に関しまして、一般的に塗り替えの周期が“10年間”という声が最も多いかと思います。
その“10年間”を確実に維持させる上で、適切な塗料の選定と適切な施工手順を実施する必要があります。