屋根材、板金工事
- 工事内容
屋根材
葺替工事
- 住所
東京都八王子市横川町
S様邸
- 施工期間
1日間
以前、エクステリア工事を御依頼頂きましたS様から、「下屋根の塗膜が 剥がれているので塗装して欲しい。」との御要望を承りました。
実際に状況を確認致しますと、表面には塗膜の剥離だけではなく苔も発生しておりました。
当初のS様の御希望は、「表面の汚れを除去した後、塗装を施す」という内容でしたが、
耐久性と再発のリスクを考慮致しました結果、既存のトタン屋根を撤去して新規に葺き替えるという提案をさせて頂きました。
解体撤去後、ルーフィングシートの状態を確認致しましたが、上記写真の通り破れている部分が多々ありました。
当然、この様な状態ですと雨漏りの被害に直結致しますので交換の必要があります。
予め浸水被害を防止する為、新たなルーフィングシートを施し一定間隔に 心木を固定致しました。
一見、下屋根のはね出し寸法に違和感を覚えますが以前、出入りが出来る様に勝手口がありました。
防犯上の観点から元々、存在した勝手口を解体撤去致しましたが上記写真の通り、掃き出しサッシを設けましたので出入りに支障を来たしません。
心木間(ドブ)の寸法に合わせ加工したガルバニウム鋼板を取付けました。
板金加工の際に、心木の立ち上りに沿って金折りに取付ける事で防水処理を 施します。
防水処理の為、壁際に変成シリコーンシーラントを施しました。
外壁色に最も近い色を選択する必要がありますので、既成色からアイボリー色を選択致しました。
下屋根、葺替工事(板金工事)が無事に完了致しました。
ガルバニウム鋼板は、亜鉛メッキ鋼板と比較致しましても耐食性に優れ多くの公共施設等でも使用頻度が高まりました。
阪神甲子園球場の名物、銀傘もガルバニウム鋼板が使用されております。
工事番号:No,20170116