バルコニー、防水工事
防水工事
- 工事内容
バルコニー、防水工事
- 住所
東京都八王子市南浅川町
K様邸
- 施工期間
5日間
東京都八王子市南浅川町に御在住のK様より、「バルコニー、防水工事」についての御依頼を承りました。
「1Fで雨漏りがしているので、原因を確認して欲しい。」との御連絡を頂きました。
弊社にて現地調査を実施致しました結果、バルコニー防水層の経年劣化が原因だと判明致しました。
既存の防水塗膜につきましては、剥離や膨れが顕著に確認出来ましたので、ケレン作業(2種ケレン)を
実施致しました。
ケレン作業とは、既存下地と新たな塗膜との密着性を高める為、予め剥離箇所や膨れている箇所を取り除く
作業の事を指します。
次工程と致しまして、ケレン作業と同様に既存下地と新たな塗膜との密着性を高める為、「高圧洗浄作業」を
実施致しました。
密着性を高める事で、施工後に問題視される防水塗膜の膨れや剥離等を抑制する効果があります。
既存のバルコニー床面に、雨水が溜まる箇所が見受けられましたので、防水工事前にモルタルを打設する事で
適切な水勾配を施しました。
水勾配が適正に施されていない場合は当然、水捌けが悪く防水層の劣化を早める原因に繋がります。
モルタル下地と防水塗膜との密着性を高める為、下地塗料を施しました。
余談ですが本来、プライマーにつきましては工程上、「最初に塗布する塗料」を指しますが建築業界では、
「プライマー」=「下地塗料」という解釈がされております。
メーカー 日本特殊塗料株式会社
塗料成分 速硬化性弾性FRP防水材
塗料名称 タフシール速乾プライマー
不飽和ポリエステル樹脂層(1層目)の上に、ガラス繊維で構成されたFRPガラスマットを圧着致しました。
耐薬品性や耐酸性に優れた「不飽和ポリエステル樹脂」と補強性に優れた「ガラスマット」の複合により、
長期的に高い防水性能を生み出します。
積層工程である不飽和ポリエステル樹脂を塗装後、最後にトップコート(防水仕上材)を施しました。
FRP防水につきましては、繊維強化プラスチックを液状化させ全面的に塗装を施す工法ですが、防水性と
耐久性は勿論のこと、耐荷重性にも非常に優れております。
メーカー 日本特殊塗料株式会社
塗料成分 速硬化性弾性FRP防水材
塗料名称 タフシールトップ 1000
工事番号 20210225
2Fバルコニー、防水工事後にクロス(=壁紙)の張替工事を実施致しました。
室内に雨漏りが発生致しますと、クロス等の壁仕上材や壁内の断熱材にも被害が生じます。
メーカー 株式会社 サンゲツ
商材名称 Character Cross SNOOPY
商材品番 RE51569
カタログ RESERVE 1000(2020~2022)